総量規制オーバーでも借りれる街金はある?借入しやすいという噂の真偽は?

総量規制

街金なら総量規制オーバーでも借りられるのではないか、と考えている人も多いのではないでしょうか。

大手と比べると審査は甘い傾向にありますが、街金も総量規制の対象のため、基本的に総量規制オーバーの借入はできません。

ただし総量規制の対象外になる商品を取り扱っている街金もありますので、要チェックです。

この記事では、総量規制オーバーでも借りられる街金街金の借入のしやすさについて徹底的に解説していきます。

街金なら総量規制オーバーでも借りられるの?

街金は地域に密着した中小企業の消費者金融であり、国や地方自治体から登録を受けている貸金業者です。

大手と同じく街金も正規の貸金業者のため、総量規制を守って運営しており、申込者の年収の3分の1以上の貸付はできないというルールになっています。

街金は大手消費者金融と比べてかなり柔軟な審査基準を持っていますが、総量規制のルールを破ることはできません。

そのため街金では総量規制オーバーの借入はできないのです。

ただしおまとめローンという商品を利用すれば、街金でも総量規制オーバーで借入できます

おまとめローンに関しては後述で詳しく解説していきます。

通常のカードローンで総量規制オーバーの借入ができると宣伝している貸金業者は正規の消費者金融ではないので、絶対に利用しないようにしてください。
なぜ街金は総量規制の対象なの?

街金が総量規制の対象になったのは、多重債務者が増えてしまったからです。

総量規制ができる以前、街金を含む消費者金融は申込者の返済能力をかえりみずに貸し付けをおこなっていました。

そのため返済しきれない借金を抱える多重債務者が増加し、自己破産者や自殺者が後を絶たず、深刻な社会問題に発展してしまいました。

多重債務問題の深刻化(借り手の返済能力を上回る貸付けが行われ、多重債務者が多く発生)
平成19年2月末時点で5件以上の利用者は約180万人 、これらの者の平均借入総額は約240万円
※ 多重債務問題の直接の背景として考えられるもの
・ 高金利
・ 過剰な貸付け(貸付けの際に借り手のリスクの把握が不十分)
・ 商品性(借入れが容易であり、金利負担を認識しない返済システム)
・ 借り手の金融知識・計画性の不足 等

引用元: 多重債務者対策の10年間の取組:金融庁 / 消費者庁 / 厚生労働省(自殺対策推進室)

事態を重くみた政府が平成18年に貸金業法を大幅に見直した結果、貸金業者の貸付は年収の3分の1までと制限されるようになったのです。

総量規制の対象にならない貸し付けもある

総量規制対象外の画像

総量規制の対象である街金の貸し付けですが、街金の中には総量規制対象外の貸し付けもあります

具体例は以下のとおりです。

  • おまとめローン(複数ある借入を1本化して支払いの金利を安くし、段階的に毎月の支払いを楽にするローン)
  • 不動産担保ローン(自宅以外の不動産を担保として、お金を借りるローン)
  • 配偶者貸付(配偶者の年収と自分の年収を合算して、その3分の1まで借入できる貸し付け)
  • 個人事業主への貸付(事業資金などの貸し付け)

なぜこれらの貸し付けは総量規制対象外になるかというと、総量規制の例外貸付と除外貸付に含まれているからです。

例外貸付と除外貸付の具体例については、以下のとおりです。

総量規制の例外貸付
  • 顧客に一方的に有利な借り換え(おまとめローン)
  • 借入残高を段階的に減少させるための借り換え(おまとめローン)
  • 本人や親族などの緊急に必要な医療費
  • 社会通念上、必要と認められる費用のための貸し付け
  • 配偶者と合わせた年収3分の1以下の貸し付け(配偶者貸付)
  • 個人事業者への貸し付け
  • 金融機関から貸し付けを受けるまでのつなぎ資金
総量規制の例外貸付
  • 住宅ローン
  • 自動車ローン
  • 高額医療費の貸し付け
  • 有価証券を担保とする貸し付け
  • 本人と担保提供者の住居以外の不動産を担保とする貸し付け(不動産担保ローン)
  • 売却予定不動産の売却代金で返済される貸し付け

参照元: 日本貸金業協会

クレジットカードには総量規制の対象になる使い方とならない使い方がある

総量規制対象外の画像

クレジットカードのキャッシング枠は総量規制の対象で、ショッピング枠は総量規制の対象外です。

お金が必要になったときに、身近な存在であるクレジットカードを使うことを思い浮かべる人も多いでしょう。

クレジットカードの総量規制については、下記の記事も合わせてご覧ください。

総量規制オーバーでも借りられる街金一覧

総量規制オーバーの人でも、おまとめローンという商品を利用すれば借入ができます

特に、過去に自己破産や任意整理などの債務整理を経験したブラックの人には、街金のおまとめローンが向いています

街金の最大の特徴は、現在お金を返す能力があるかどうかで審査をするところです。

街金はブラックに該当する人に対しても、現在の収入や借入状況をヒアリングしたうえで融通をきかせてくれます。

ここではおまとめローンに対応している、人気の街金をまとめてみました。

腰を据えて返済したい人はアロー

愛知県名古屋市に本社を構えるアローの特徴は審査終了まで最短45分という、大手顔負けの審査の早さです。

申し込みはインターネットかFAX、郵送のみとなっていますが、申し込み後の電話対応の良さについて評価している口コミが多いです。

また大手消費者金融で断られた人にも貸し付けをしたという実績が多数あります。

ブラックでもアローで借りることができたという喜びの声が見受けられました。

アローのおまとめローンの詳細は以下のとおりです。

商品名 貸金業法に基づく借り換えローン
金利 15.00~19.94%
借入金額 200万円まで
返済期間 15年以内

アローのおまとめローンの特徴は、金利と返済期間です。

金利は15.00~19.94%と他社と比べて高く設定されていますが、返済期間は15年以内と長いため、腰を据えて返済したい人向けといえます。

時間に余裕がある人向けのフクホー

大阪難波の会社であるフクホーは、創業50年以上の老舗です。

審査基準が柔軟という特徴があるため、他社借入があって大手から断られた人でも、延滞せずに返済をしていれば融資してもらえる可能性があります。

また、店頭や電話口での対応が丁寧で親切という口コミが多く、利用者から高い評価を集めています。

審査基準が柔軟なぶん、審査には1週間から10日程度かかるため、ある程度時間に余裕がある人におすすめの会社です。

それではフクホーのおまとめローンの詳細を見ていきましょう。

商品名 貸金業法に基づく借換えローン
金利 7.3~20.00%
借入金額 5~200万円
返済期間 最長10年

フクホーのおまとめローンは、借入金額ごとに最大金利が変わることが特徴です。

  • 5~10万円未満 7.3~20.00%
  • 10~100万円未満 7.3~18.00%
  • 100~200万円 7.3~15.00%

借入額が高額になるにつれて金利が安くなりますので、高額借入がある人に向いている商品です。

短期間で計画的に返すならAZ

AZは京都を拠点とする街金で、申し込みから手続き完了までがネットのやりとりのみで完結するところが強みです。

街金では必要書類を紙で提出しなければならない場合が多く、スマホで撮った写真をアップロードするだけで提出が終わるのは非常に珍しいです。

契約書などの郵送物もないため家族にバレる心配がありません。

実際に融資してもらえた人の口コミがこちらです。

  • お昼に必要書類をメールで送り、すぐ審査していただいて15時までに振り込みしてもらえました。(20代/女性)
  • 契約書等は全てメール添付で送られてきます。書類が郵送されてくることはないです。(50代/女性)
  • ネットで申し込んだ日の夕方に電話があり、翌日昼に可決しました。必要書類をネットで送信すると、融資のメールが届いて入金されました。(30代/男性)

審査から融資までメールで完結できるというのは嬉しいポイントですね。

AZのおまとめローンの詳細は以下のようになっています。

商品名 おまとめローン
金利 7.0~18.0%(借入金額100万円以上は7.0~15.00%)
借入金額 30~300万円
返済期間 最長7年3ヶ月

AZのおまとめローンで最も特徴的なのは、返済期間の短さです。

最長でも7年3ヶ月と短いため、期間内に計画的に返していこうと考えている人におすすめできます。

また、金利は通常7.0~18.00%ですが、100万円以上の借入れの場合は7.0~15.00%となり、高額借入をする人にはお得になります。

アイフルなら独自の審査基準で審査される

街金ではありませんが、アイフルは銀行傘下ではなく独立系の消費者金融のため独自の基準で審査します

おまとめローンのかりかえMAXの金利は3.0~17.5%であり、今紹介した3社と比較してもかなりお得です。

総量規制オーバーでも申し込めるので、金利を安めに抑えたい人におすすめです。

街金は大手消費者金融に比べて審査に通りやすい

街金は大手消費者金融と比べて、審査に通りやすいといってもいいでしょう。

なぜそう言えるのかというと、街金は大手消費者金融にはない独自の審査基準を持っているからです。

大手は申し込みがあった段階で、決まったチェック項目に基づいて機械的に点数がつき、その点数によって審査結果が決まります。

大手の売りであるスピード審査は、このようにチェックの基準が明確にあるから可能なのです。

一方の街金は、決められたチェック項目で足切りするのではなく、現在の返済能力で可否を判断する傾向にあります。

提出書類が多いのも審査に時間をかけるのも、現在の返済能力を知るためです。

街金が債務整理などの経験があるブラックの人へ貸付をする事例が多いのは、現在の支払い能力を見ているからです。

現在どれだけ安定した収入があっても、大手がブラックの人に貸付をすることは極めて少ないです。

街金であれば、独自の審査基準を使って融通をきかせてくれる可能性があります。

実際に融通してもらえた事例

実際にネット上にはこのような事例があがっています。

  • 任意整理中で残債が約200万円あったが、9万9千円融資してもらえた。(40代/男性)
  • 自己破産の免責後5年で、アルバイト勤務年数も半年だったが融資を受けられた。(30代/女性)
  • 最初の枠は10万円だったが、きちんと返済をしていたら半年で増枠の連絡がきた。(20代/女性)

自己破産や任意整理の過去があっても、延滞せずきちんと返済をしていれば貸し付けしてもらえるという口コミが多かったです。

返済が遅れると厳しく取り立てられる可能性がある

注意すべきことは返済に遅れないようにすることです。

いくらブラックの人にも貸し付けをしてくれるとはいえ、街金は決して返済に甘いわけではありません

1回支払いに遅れてしまっただけで、その後の増額を断られ借入ができなくなったという事例もあります。

支払いに遅れると、まず街金から電話がかかってきます。

このときに電話に出て返済に遅れてしまった理由を説明し、申告した支払日までに入金できれば大きな問題にはなりません。

理由さえ説明すれば返済を待ってもらえる会社もあります。

しかしそこで電話を無視し続けたり、支払日までに返済をしなかったりすると、次の手段として自宅に督促状が届きます

もしも家族に内緒で借入をしていたとしても、ここでバレてしまう可能性が高いです。

また、督促状が届いてもなお返済が滞ったままだった場合、最終的には差し押さえなどの法的手段をとられてしまいます

街金は中小企業ですので、貸し倒れになったときのダメージは大手よりも大きいです。

ドラマや映画のように脅されることはありませんが、滞納を続けていると担当者から厳しい口調で電話がかかってくることはあります。

返済に遅れないことがベストですが、もしも遅れてしまったら速やかに連絡をとり、期日までに返済するのを徹底しましょう。

闇金と見分けがつきにくい点に要注意!

街金と闇金は見分けがつきにくいケースがあるため注意してください。

街金と闇金の違いは簡単にいうと、法律を守っているか、守っていないかです。

街金は国や都道府県に貸金業登録をしている、正規の中小消費者金融です。

対する闇金は違法の消費者金融で、存在自体が法律違反です。

  • トイチ(10日で1割)やトサン(10日で3割)という法外な金利での貸し付け
  • 大人数で自宅へ押しかけ、帰ってくれと言っても帰らない
  • 夜中や早朝に訪問してくる
  • 正当な理由なく勤務先に電話をかける

これらの行為はすべて法律で禁止されていますが、闇金は法律を守りませんので平然と違法な手段をとってきます。

どれだけお金に困っても闇金には絶対に関わらないようにしてください。

名前だけで区別がつかない時は、貸金業の登録番号を金融庁のホームページで検索すると街金と闇金を判別できます。

貸金業を行う場合には、登録を受けなければなりません。借り入れを行おうとする業者が登録業者であるかどうか「登録貸金業者情報検索サービス」を利用するか、財務局又は都道府県へ最新情報を確認しましょう。

引用元: 登録貸金業者情報検索サービス:金融庁

名前が出てこなかったり、まったく別の会社が出てこれば、間違いなく闇金ということになります。

しかし中には、実在する街金と同じ屋号と登録番号をホームページにのせて営業する悪質な闇金もあります。

正規の業者と見分けるためには電話番号を確認してみましょう。

登録されている番号と異なっていれば、実在の街金になりすました闇金の可能性が高いので、絶対に利用しないようにしてください。

デメリットも多い?街金でお金を借りるのには手間がかかる

ブラックでも審査してくれるありがたい存在である街金ですが、デメリットもあります。

それは、大手と比べると審査に通過するまでに手間がかかるということです。

具体的なデメリットとして挙げられるのは以下の2点です。

  • 来店する必要がある
  • 必要書類が多い

街金は現在の返済能力で判断するため、即日融資を希望する時には来店して事情を説明しなければならないことが多いです。

街金は地域密着型の消費者金融なので該当地域の人以外では来店が難しく、利用のしにくさがネックです。

またブラックにも融資をする可能性が高いぶん、審査の際に提出しなければならない書類の数が多いです。

この2点について詳しく説明していきましょう。

来店する必要がある

即日融資を希望する時は来店が必要になることがほとんどです。

中には来店不要のネット完結で借入ができる街金もありますが、まだまだ少数派です。

即日融資を希望するのであれば、指定の時間までに来店することが必要になってきます。

街金の店舗数は多い会社でも24店舗であり、ほとんどが10店舗以下です。

またアローやフクホーなどの名の知れた街金は対応が柔らかく利用しやすいですが、厳しい対応をする会社も多いです。

これらを総合的に考えると、街金の利用しやすさは全国に数百店舗を誇る大手消費者金融と比べて大きく劣るといえます。

必要書類が多い

街金はブラックでも審査に通してくれる可能性があるぶん、返済能力の判断材料として提出書類が多くなる傾向にあります。

大手消費者金融は借入額が50万円以下であれば、原則本人確認書類だけで借入が可能です。

一方で街金は借入額とは関係なく収入証明書が必要になることも珍しくなく、中には住民票の原本の提出が必須という会社もあります。

もしもあなたがひとり暮らしで平日に働いている人だとしたら、わざわざ委任状を書いて代理の人に住民票を取ってきてもらわなくてはなりません。

書類を揃えるために労力がかかり、申し込みへの心理的ハードルが高くなりやすいのがネックといえるでしょう。

大手消費者金融でも総量規制対象外で借入できる

総量規制対象外の画像

大手消費者金融も、おまとめローンを使うことで総量規制対象外で借入できます

大手の強みは、申し込みのしやすさと審査のスピード感です。

大手消費者金融の主要5社の中でおまとめローンに対応しているのは以下の4社です。

  • アイフル
  • プロミス
  • アコム
  • レイクALSA(関連会社の新生パーソナルローン(株)での取扱い)

この中で総合的に考えて最もお得なのが、アイフルのおまとめローンです。

金利は3.0~17.5%と最も低く、契約限度額も800万で高額借入のおまとめにも対応しています。

また、アイフルは銀行の傘下にない独立系の消費者金融ですので、銀行からの借入も一緒にまとめられるのも大きな強みです。

他の3社のおまとめローンは銀行からの借入をまとめられないため、もしも銀行からの借入があったときには返済を一本化することができません。

加えてアイフルのおまとめローンは、スマホやパソコンから24時間申し込めるのも特徴です。

自分の都合に合わせて空いた時間に申し込むことができるので、忙しい人にもぴったりですね。

総量規制以上の借入をしたいならまずはアイフルに相談してみましょう。

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